家を買うときの基礎知識! 家づくりでお世話になる人を知ろう
家探しを始めてから、実際に家を購入するまでに、いろいろな人と接すること(お世話になること)になります。
たとえば、土地探しをするときは「不動産会社」の人と話をして、家づくりをするときは「工務店さん」と打ち合わせをして、住宅ローンを組むときは「銀行」と契約をする、、という感じですね。
家を購入するまでの過程の中で、いろいろな人と接することになりますので、その「登場人物(お世話になる人)」を、ここで知っておいていただけたらと思います。
実際に、「登場人物(お世話になる人)」の特徴や、利益を得ている仕組みなどが分かると、家探しがスムーズになりますよ。
そして、通常よりも安く家を購入することもできるようになります。
これを知れば、特にお金の面で、得をする結果になりますので、家を作る前に、ぜひ確認しておいてくださいね!
家に興味を持ったら、ほとんどの人が一度は接する 「ハウスメーカー」
「ハウスメーカー」とは、全国規模で家づくりを行うことができる、大きな住宅建設会社のことです。
たとえば、積水ハウス、セキスイハイム、ダイワハウス、ヘーベルハウス、ミサワホーム、三井ホーム、パナホーム、住友林業、住友不動産などを、一般的に、「ハウスメーカー」と言います。
そして、これらのハウスメーカーには、「住宅展示場」に行くと、会うことができます。
「住宅展示場」には、いろいろなハウスメーカーがモデルハウスを構えていて、そのモデルハウスの中に入ると、ハウスメーカーの営業マンと話することができる、という形ですね。
ちなみに、家に興味を持った人が最初にやることとして、最も多いのが、「住宅展示場に行くこと」みたいですよ。
ダメ馬も実際に、そうでした。
ダメ馬が住宅展示場に行った理由は、いろいろなプレゼントがもらえるとチラシに書いてあったし、子どもが喜ぶヒーローショー(ウルトラマンや仮面ライダーなど)がやっていたからです。
「子どもも喜びそうだし、いろいろなものがもらえるなら、行ってみるか!」という気持ちで、ダメ馬は住宅展示場に行きましたよ。
ただ、そのときは、「家は高いものだし、簡単には買わない!」という気持ちで、住宅展示場に行ったのですが、、、ハウスメーカーの営業マンは、すごかったです。
無料で、一生懸命に対応してくれるんですよ!
その結果、ダメ馬も、あっという間に家を買いそうになってしまった経験があります。
なお、この「ハウスメーカー」については、ハウスメーカーのまとめ!すぐに家を買いそうになった体験談のページで詳しくお伝えしているので、あとで、ぜひみてみてくださいね(笑)
これを見れば、ハウスメーカーの営業マンが、どうやって家を買ってもらっているのか、、、というノウハウが、すべて分かりますよ!
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ハウスメーカーには、家を買う気持ちがない人でも、「家を買いたい!」という気持ちになってもらい、実際に家を買ってもらうためのノウハウがあります。
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そして、基本的に、家づくりをお願いする場合(注文住宅で家を建てる場合)は、ハウスメーカーにお願いするか、工務店さんにお願いするかのどちらかになります。
もし、ハウスメーカーに家づくりをお願いするなら、住宅展示場に行けば、いろいろなハウスメーカーと会うことができるので、あなたにあったハウスメーカーを選ぶという形ですね。
ただ、ダメ馬は実際に、たくさんのハウスメーカーの人とお会いして、話をしてきましたけど、ハウスメーカーで家を建てることは、しない方が良いと思いました。
その理由は、「ハウスメーカーが作る家は高いから」です。
ハウスメーカーの作る家が悪いというわけではなく、ハウスメーカーが作る家の値段は、とにかく高いんですよ!
実際に見積もりを取ってみると分かるのですが、工務店さんが作る家が1,800万円だとしたら、ハウスメーカーが作る家は2,800万円くらいします。
もちろん、この金額はハウスメーカーによって異なるのですが、「だいたい1,000万円くらい高くなる」というのが、ダメ馬が実際に見積もりを取って分かったことです。
(比較的安いハウスメーカーでしたら、もう少し金額は安くなりますけど、それでもかなり高いです・・)
そして、この1,000万円分が、「家の品質の向上」に使われていれば良いのですが、実際には、「新規のお客さんを獲得するための費用」として使われているのですよね。
たとえば、住宅展示場のモデルハウスの運営費や、CMやチラシなどの広告費、全国にいる営業マンなどの人件費などです。
家づくりのために支払うお金の多くが、「自分の家とは関係のないところ」に使われているので、だからダメ馬は、「ハウスメーカーで家は建てないほうが良い」と思いました。
実際に、ハウスメーカーというのは、「家を買う気持ちがない人でも、家を買いたいという気持ちになってもらい、実際に家を買ってもらうノウハウ」を持っているため、多くの人が、ハウスメーカーだけを見て、そのまま家を建ててしまうのですよね。
でも、ハウスメーカーで建てる家は、本当に値段が高いので、、、家を建てる前に、ぜひ、ハウスメーカーのまとめ!すぐに家を買いそうになった体験談のページを見てみてくださいね。
ハウスメーカーの家を見るなら、このページを見てから、ハウスメーカーの家を見るようにしてください!
選び方が分からなかった「工務店」
工務店とは、地域を限定して(地域に密着して)、家づくりを行っている住宅建設会社のことです。
もちろん、フランチャイズ形式で、全国規模で家づくりを行っている工務店さんなども、中にはありますよ!
ただ、基本的には、地域密着型(車で1時間前後の範囲内)で、家づくりを行っている工務店さんが、圧倒的に多いと思います。
地元で家づくりを行っていて、働いている人は3人から10人くらいで、年間10棟から30棟くらいの家を作っているのが、一般的な工務店さんなのかもしれませんね。
ちなみに、家を注文住宅で作る場合は、基本的には、ハウスメーカーか工務店さんのどちらかに、お願いをする形になります。
ただ、ハウスメーカーについては、知名度も高くて、インターネット上に口コミもたくさんあり、住宅展示場に行けば、ハウスメーカーの営業マンと話をすることができるのですが、工務店さんについては、知名度も高くありませんし、インターネット上の口コミもほとんどありません。
だから、自分が家を建てようとしている地域で、「どの工務店さんが良いのか?(良い家を作れるのか)」ということが、とても分かりづらい(探しづらい)のですよね。。。
ダメ馬も、「品質の高い家を作ることができる良い工務店さん」を見つけることが、家づくりの中で、最も難しかったです。
なお、家の価格については、工務店さんは、ハウスメーカーと違って、住宅展示場にモデルハウスを構えているわけではありませんし、営業マンがたくさんいるわけではありません。
また、広告費や宣伝費もほとんどかかっていないので、その分、家の価格は、ハウスメーカーよりもかなり安くなりますよ。
具体的には、工務店さんであれば、30坪の家で、だいたい1,600万円から1,800万円くらいで家を作ることができます。
一方、ハウスメーカーの場合は、30坪の家で、だいたい2,600万円から3,000万円くらいする、という感じですね。
「設計士さん」について
あと、工務店には、「建築士さん」と「現場監督さん」と「大工さん」という、3人の人(3つの役割を行う人)がそれぞれいます。
まず、「建築士さん」とは、お客さんの話を聞いて、その要望に合わせて、家を設計する人のことです。
具体的な仕事内容としては、家を設計したり、設計図を書いたり、工事の監理を行うという感じですね。
そのため、住みやすい家になるかどうかは、この建築士さんの腕(知識と能力)によって、変わってくることが多いです。
実際に、家を作った後に後悔するポイントとして、「間取り」が多くあるのですが、動線があまり考えられていない間取りで家を作ってしまうと、使い勝手が悪くて、生活しづらくなってしまうからです。
建築士さんは、家に関する幅広い知識だけでなく、お客さんの話を聞いて、提案することができるコミュニケーション能力も必要になるため、かなり大変な仕事になります。
ただ、良い「建築士さん」に出会えると、満足できる家になる可能性は、とても高くなりますよ!
実際に、ダメ馬が家づくりをお願いした工務店さんでは、一人の建築士さんが、最初から最後まで担当してくれたのですが、その人がとても優秀な方で、外壁のデザインや設備や壁紙など、決める必要があるところは、どんどん決まっていきました。
ダメ馬の話をすごくよく聞いてくれて、「それなら、ここはこうすると良いですよ」や「この色にすると見栄えがいいと思いますよ」という感じで提案してくれて、ダメ馬も、「じゃあそれで!」という言葉しか、ほとんど言わなかった気がします。
その結果、とてもデザイン性が高くて、生活しやすい家が完成したので、「良い建築士さん」に出会えて、本当に良かったと思いました。
ちなみに、建築士さんの名刺を見せてもらうと、「二級建築士」と書かれていることが多いですが、「一級建築士」と「二級建築士」の違いは、作ることができる建物の規模の違いです。
具体的には、「二級建築士」は一般的な住宅を扱えるのに対して、「一級建築士」は超高層ビルやホールなどを設計することができる、という形ですね。
そのため、一般的な住宅を作る場合は、「二級建築士」の資格で十分!ということです。
別に、「二級の家が完成します」という意味ではないので、ここだけは間違えないようにしましょう!
「現場監督さん」について
そして、建築士さんがお客さんと打ち合わせを行って、家を設計したら(設計図と仕様書を作ったら)、その仕様を、「現場監督さん」に伝えます。
そして、「現場監督さん」が、工事の工程を決めたり、材料を発注したり、大工さんや職人さんの手配などを行うという流れですね。
つまり、「現場監督さん」は、設計図と仕様書のとおりに、家づくりを進めていくリーダー(監督)ということです!
家というのは、いろいろなものが集まって作られているので、それぞれの専門職の人に、作業を依頼していきます。
たとえば、家の大枠は大工さんが作って、家の外装は外装屋さんが行って、電気工事は電気屋さんが行うという形ですね。
この他にも、床断熱・ガス・水道・お風呂・洗面トイレ・クロス・窓ガラス・断熱工事・タイルなど、たくさんの材料や作業を手配していく必要があるため、工事がスムーズに行われるかどうかは、この「現場監督さん」の手腕にかかってきます。
ちなみに、「現場監督さん」の大変なところは、天気やお客さんの要望によって、途中で工程を見直しながら進めていくことです。
ダメ馬が実際にそうだったのですが、家を建てているときに、「毎日、雨!」というような天気になってしまうと、工事を予定どおりに進めることができなくなってしまうのですよね。
しかも、ダメ馬の家を作ってくれているときには、台風も2つ直撃していたので、現場監督さんは、本当に困っている様子でした(苦笑い)
さらにダメ馬も、家を作っている途中で、「やっぱりトイレの壁紙はこれにしてください!」や「リビングのテレビは壁掛けにしたいので、下地を入れられますか?」や「やっぱりカーポートが欲しいっす」という感じで、かなりギリギリで仕様変更をさせていただいたので、現場監督さんは、その都度、工程や材料を見直していました。
天気と同じように、ダメ馬もコロコロ変わっていくので、このようなお客さんに対応していく現場監督さんって、大変だなーって思いました。
(でも、家を作っている途中も、家のことを調べていくので、「ここはこうしたい!」っていうことがでてくるんですよー。スミマセン・・)
でも、家を建てている期間は、本当に雨が多くて、21日間 連続して雨(8月では観測史上2番目の長さ)が降っていましたし、台風が2つ直撃していたにも関わらず、納期の日に間に合わせることができるなんて、さすがだなって思いました。
「大工さん」について
そして、「建築士さん」が設計図と仕様書を作って、「現場監督さん」が工事の手配をしたら、あと家を作っていくのは、「大工さん」の仕事です。
実際に、家の大枠のほとんどを作るのは「大工さん」であり、この大工さんの腕によって、家の精度が変わってきます。
なお、大工さんについては、その工務店さんの社員というよりも、「その工務店さんが契約している職人さん」というケースの方が、多いと思います。
ただ、いろいろな大工さんに、その都度、仕事を依頼している工務店よりも、同じ大工さんに家づくりをお願いしている工務店さんの方が良いです。
その理由は、工務店によって、家づくりに特徴があるためです。
同じ工務店さんで、いくつも家を作っている大工さんの方が、仕組みや流れなどが分かってきますし、その工務店さんの家づくりに慣れてくるのですよね。
その方が、精度の高い、良い家に仕上がるので、大工さんをコロコロ変えている工務店さんよりも、一人の大工さんが長く家づくりを行っている工務店さんを選んだほうが良いと思います。
ダメ馬が家づくりをお願いした工務店さんも、同じ大工さんが、長くその工務店さんの家を作っていました。
正直言って、大工さんの腕が良いかどうかは、ダメ馬のような素人では、作り途中の家を見ても分からないのですが、「品質の高い家を作ることができる、良い工務店さん」には、「腕の良い大工さん」がいるものですし、その大工さんを常雇いしていて、いくつも家を作っているのであれば、大工さんの腕は確かだと判断して良いと思いますよ!
結局、家づくりで最も重要なことは、「自分の予算内で、最も良い家を作ることができる建築会社を見つけること」です。
ダメ馬は、家づくりに一年半も時間がかかりましたが、本当に、これが最大のポイントでした。
家探しや土地探しを含めて、誰に家づくりをお願いするのかということを決めることが、本当に難しくて大変だったのですが、「自分の予算内で、最も良い家を作ることができる工務店さん」が見つかったら、あとは簡単で、どんどん進んでいきます。
しかも、自分が満足できる、素晴らしい家が完成しますよ!
なお、ダメ馬が実際に行った、「良い工務店の選び方」は、良い工務店の選び方!品質の高い家を作る工務店の特徴とはのページでお伝えしているので、ぜひ参考にしてくださいね!
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「品質の高い家を作ることができる良い工務店さんは、こうやって見つけたら良いんだ!」ということが分かりました。その方法をお伝えします。
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助かるけど、お世話になると仲介手数料を 払う必要がある「不動産会社」
不動産会社とは、土地や建物(家)などの「不動産の情報」を扱っている会社のことです。
たとえば、ダメ馬たちが不動産会社に行って、「こんな土地を探している」、「こんな家を探している」ということを伝えれば、不動産会社は、その条件にあった土地や家を探してくれます。
つまり、不動産会社とは、不動産に関する情報をたくさん扱っていて、その不動産を売ったり・買ったりするときの橋渡し(仲介)をしてくれる会社、ということですね。
(不動産会社は、土地や建物を持っているわけではなく、ただ単に、「情報」を扱っているだけということです!)
なお、不動産会社というのは、駅の周りを歩けばたくさんあって、たとえば、東急リバブル、小田急不動産、エイブル、センチュリー21などの不動産会社があります。
ダメ馬も実際に、これらの不動産会社には、たくさん行きましたよ。
ダメ馬は最初は、注文住宅で家を建てようと思っていたのですが、注文住宅で家を建てるためには、まず土地を見つける必要があったので、不動産会社に行きましたし、途中からは、中古や建売を含めて家を探していったので、不動産会社には何度も行った、という感じですね。
ただ、不動産会社の人たちは、「今ある物件の情報」しか、基本的に紹介してくれないように思えました。
たとえばダメ馬が、「このような土地や家を探しています。もし良いものが出たら、すぐに連絡してください!」と伝えても、ほとんどの不動産会社は、その後に連絡をしてくれなかったですからね。
不動産会社からすれば、「今ある物件の中で、できればすぐに決めて欲しい」という気持ちがあるのだと思いますし、「こんな物件を探しています」というお客さんがたくさんいるので、なかなか一人一人に、しっかりと対応できないのかもしれませんね。
実際に、「良い物件が出たら連絡します!」と言われたけど、結局、連絡が来なかった不動産会社は、たくさんありました。。。
でも、逆に、かなり一生懸命な不動産会社の担当者の人もいて、「こんな物件が出たので、すぐにご案内しますよ!ご都合いかがですか?」と連絡をくれる人もいました。
ちなみに、ダメ馬の場合は、いくつも家を見に行ったので、不動産会社の担当者の人とは、かなり仲良くなりましたよ。
そして、ここが重要なポイントになるのですが、、、不動産会社というのは、お客さんと一緒に物件を見に行って、お客さんが実際にその物件を購入したら、ようやく「収入」を得ることができます。
この収入というのが、「仲介手数料」です。
具体的には、「物件価格の3%+6万円」の金額に、消費税をプラスした金額を、仲介手数料として受け取ることができるという形です。
たとえば、4,000万円の物件を購入してもらったら、仲介手数料はだいたい136万円くらいになります。
不動産会社というのは、不動産を売ったり・買ったりするときの仲介をしてくれる会社であるため、お客さんが物件を購入してくれなかったら、1円も収入を得ることができません。
しかし、お客さんが物件を購入してくれたら、仲介手数料として、100万円くらいのお金を仲介手数料として、受け取ることができます。
これが、「不動産会社が利益を得ている仕組み」になるので、まず覚えておいてください。
そして、この「不動産会社が利益を得ている仕組み」が分かると、「不動産会社に物件探しをお願いして、案内してもらって、その物件を実際に購入したら、不動産会社に仲介手数料を100万円くらい払う必要がある」ということが、分かりますよね?
不動産会社は、条件にあった物件を探してくれるので、とても助かる存在ではあるのですが、、、不動産会社のお世話になると、仲介手数料として100万円くらいを払う必要があるということです。
家という、とても高いものを買うときに、さらに仲介手数料として、100万円を不動産会社に払うのは、ダメ馬たち(家を買う人)にとっては、けっこうキツイですよね・・。
だから、家を買うときに、「100万円を節約したい!」と思うのであれば、不動産会社のお世話にはならないで、自分で物件を探すことで、100万円を節約することができます。
具体的な方法は、家をできる限り安く買う方法!同じ家が100万円も安く買える!のページでお伝えしているので、良かったら見てみてください。
このページでお伝えしている方法を実施すれば、同じ家を買う場合でも、100万円以上も、安く買うことができますよ!
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ここでお伝えする方法を実施すれば、同じ家を買う場合でも、100万円以上、安く買うことができるようになります。
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家の購入にかかるお金は、「自分が頑張ることで減らせるもの」と「交渉することで減らせるもの」があります。
仲介手数料である100万円は、「自分が頑張ることで減らせるもの」になりますので、個人的には、この100万円を節約できるように、頑張ることをおすすめしますね。
家は数千万円するので、「100万円」という金額が、安く思えてしまうかもしれませんが、、、実際には、100万円は大金であるため、ぜひ節約するようにしましょう!
住宅ローンを組むときにお世話になる「銀行」
ほとんどの人は、銀行というのは、「貯金と引き落としため」ということくらいしか、使っていないと思います。
ダメ馬も実際に、銀行は、貯金と引き落としのために、使っているだけでした。
ただ、家を買うと、住宅ローンを組むことになりますよね。
ここで初めて、「銀行からお金を借りる」ということを経験することになるので、ダメ馬はけっこうドキドキしていました(苦笑)
ちなみに、住宅ローンの申し込み方法は、自分が住宅ローンを組みたい銀行をまず決めて、その銀行のホームページから申し込むという形になります。
たとえば、横浜銀行で住宅ローンを組みたい場合は、横浜銀行のホームページを開くと、その中に、「住宅ローン」というようなページがあるので、その住宅ローン専用のページから、住宅ローンを申し込む(事前審査に申し込む)という流れですね。
ただ、サラリーマンの人は、ホームページから申し込むことができますけど、自営業者の場合は、インターネットでの事前審査ができない場合が多いです。
自営業者の場合は、まず銀行に電話をして、事前審査の予約をして、必要な書類(決算3期分や確定申告の書類など)を持って、銀行に直接行くという流れになります。
サラリーマンの人は、住宅ローンの審査はそこまで大変ではないかもしれませんが、自営業者の場合はけっこう大変だ、、、というのが、自営業者のダメ馬が、実際に思ったことです。
そして、「銀行からお金を借りる」ということが初めてだったダメ馬は、「あなたにはお金は貸せませんねー(指で机をコンコン)」的な、上から目線の言葉を言われることを想定して、住宅ローンの審査に挑んだわけですが、、、ダメ馬の予想とは真逆で、銀行の方の対応は、とても丁寧で親切でした。
ダメ馬がお金を借りる立場にも関わらず、あまりに銀行の方が一生懸命に、丁寧に対応してくれるので、何かこっちが申し訳なく思ってしまうくらいでしたよ。
そして、銀行の方から、「住宅ローンの本審査が通りましたよ!」という電話連絡をいただいたときは、ここ数年間で、一番嬉しい瞬間でした(笑)
ちなみに、住宅ローンの審査に通って、住宅ローンの契約をしたら、あとは、「融資実行日(決済日)」を待つだけになります。
この「融資実行日(決済日)」とは、銀行から実際にお金を受け取って(お金が振り込まれて)、そのお金と自己資金分のお金を合わせて、家を作ってくれた人(工務店さん)に支払う日のことです。
そのため、この「融資実行日(決済日)」は、家を購入した人(ダメ馬)と、銀行の人と、家を作ってくれた人(工務店さん)の3人が、銀行に集まることになります。
そして、銀行から、ダメ馬の銀行口座に数千万円が振り込まれて、そのお金が一瞬にして、家を作ってくれた人(工務店さん)の銀行口座に振り込まれる、というお金の流れですね。
だから、ダメ馬の銀行口座の預金残高が、一瞬、数千万円も貯金が増えて、一瞬にして無くなる、ということです(笑)
通帳を見ると、お金が一気に増えて、一気に減るので、なかなか面白いですよ!(「このお金を別のことに使いたいなー」ってちょっと思ってしまいます)
ただ、ダメ馬はこの「融資実行日(決済日)」に、大きなミスをしてしまいました。。。
それは、自己資金分のお金を、住宅ローンを組んだ銀行(三井住友信託銀行)の銀行口座に入れておく必要があったのですが、ダメ馬は、自分が普段使っている銀行口座(横浜銀行)に、支払うお金を入れたままだった、というミスです。
これによって、工務店さんの銀行口座に、お金を移動(お支払い)することができなくて、その場が、凍りつきました(笑)←いや、笑っている場合じゃない。
だから、ダメ馬は急いで、近くにある横浜銀行に走っていって、ダメ馬の横浜銀行の口座から、ダメ馬の三井住友信託銀行の口座に、自己資金分である1,100万円を移動しました。
これによって、自己資金分のお金と、住宅ローンで借りたお金を合わせて、工務店さんの銀行口座にお支払いすることができた、ということです。
横浜銀行に走って、手続きをして、資金を移動してもらうのに、30分くらい時間がかかってしまい、その間、工務店さんと、銀行の人をお待たせすることになってしまったので、、、本当に申し訳なく思っています。。。
自己資金分のお金は、自分が普段使っている銀行口座に入れておくのではなく、「住宅ローンを組んだ銀行の口座に入れておく必要がある」ので、ダメ馬と同じミスをしないように、気をつけてくださいね(^^;)
そして、自己資金分のお金と、銀行からお借りしたお金を合わせて、「家の購入代金」として、工務店さんにお金をお支払いすれば、その日に、家のカギをもらうことができます。
だから、「融資実行日(決済日)」=「家の引渡しの日」になるということですね。
お金を工務店さんにお支払いして、ようやく、家を手に入れることができるということです!
(と言っても、住宅ローンでお借りしたお金を、銀行に返していく必要はありますけど)
「銀行からお金を借りる」という経験は、ダメ馬は初めての経験でしたし、お金の流れ(銀行から借りたお金が、一瞬だけ自分の銀行口座に反映されて、一瞬で消える流れ)も、ダメ馬は分からなかったので、ミスはしてしまいましたが、とても良い経験になりました。
なお、住宅ローンについては、住宅ローンのまとめ!おすすめ住宅ローンの比較と体験談のページにまとめていますので、良かったら参考にしてくださいね。
このページを見れば、トータルで払うお金は、かなり少なくすることができます。
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ダメ馬は、審査に通った銀行もあれば、その日の夕方に、即効で落とされた銀行もありました。その経験や分かったことをお伝えします。
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住宅ローンについては、ほとんどの人が初めて行うことですし、分からないこともたくさんあると思います。
ダメ馬も、実際に行うことで、覚えたことがたくさんありましたし、「これを知っておいた方が良かった」と思うこともありました。
どの銀行で住宅ローンを組むのかによって、トータルで支払うお金が本当に大きく変わってくるので、家を買う気持ちがある人(住宅ローンを組む人)は、
事前に、住宅ローンのまとめ!おすすめ住宅ローンの比較と体験談のページを見ておいてくださいね!
荷物をトラックで運んでくれる「引っ越し業者」
引っ越しは、重い家具(冷蔵庫や洗濯機など)を自分で運ぶことが難しいので、やはり、「引っ越し業者」にお願いすることになると思います。
ちなみに、引っ越し業者の見積もり(引っ越し費用)については、実際に、営業マンに家に来てもらって、見積もりを出してもらうという形です。
実際に家に来てもらって、立ち会わないと、見積もりを出してもらえないというのは、とても面倒ではあるのですが、これについては仕方ないみたいですね。
(家の中の物を見ないと、見積もりが出せないとのことです)
そして、引っ越し業者の選び方は、いろいろな引っ越し業者に見積もりを出してもらって、比較した方が良いです。
引っ越しは、「料金」はやはり重要なポイントになるので、見積もりを出してもらったり、いろいろな引っ越し業者で比較をすると、値段を安くしてくれることもありますよ。
ただ、ダメ馬の場合は、けっこう疲れ果てていた(もはや引っ越し業者を選ぶことにパワーを使うことができなかった・・)ので、住宅ローンを組んだ銀行(三井住友信託銀行)からの紹介で、30%引きの割引チケットが付いていた、「アート引越センター」にお願いしました。
「30%引きになるなら、比較をしないでも、もうここでいいかな・・」と思ったからです。
いろいろな業者を比較すれば、もっと安い引っ越し業者もあったかもしれませんが、もう頭を使うことに疲れてしまい、1社の見積もりだけで、その場で決めてしまったという形ですね。
ただ、「アート引越センター」は、対応も段取りも、良かったですよ。
引っ越し前に、作業員(3名)の自己紹介をしてくれましたし、「この家具は前の家のどの部屋に置いてあった」ということも覚えながら運んでいたので、スムーズに荷物の移動ができました。
料金(見積もり)については、4LDKの家にあった家具の引っ越しで、19万円でした。
割引の30%OFFがされて、19万円というのは高く感じたのですが、、、この料金の内訳で、何が高かったかというと、「エアコン」です。
「エアコン」の取り外しと取り付けって、1台25,000円くらいかかるんですよ!
ダメ馬の場合は、3台のエアコンを取り外して、新居に運んだので、これで25,000円×3台で、75,000円ですね。
「1台25,000円もかかるなら、あと2万円くらい出して、新しいエアコンを買ったほうが良いんじゃないか?」とも思いましたが、まだ6年しか使っていないエアコンだったこともあり、今回は新居に持っていくことにしました。
(もし10年くらい使っているエアコンなら、新しく買い換えたほうが良いのかなと思います)
でも、ダメ馬も実際に見ましたけど、エアコンの取り外しと取り付けって、けっこう大変そうなのですよね・・。
まして、エアコン本体だけでなく、「室外機」も運ぶ必要があって、これがまた重いですし、設置するのも大変そうでした。
引っ越し代の19万円のうち、3台のエアコンの取り付けと取り外しに75,000円もかかっていますけど、これはもう仕方ないかもしれません。
ただ、実際にはこの料金で終わらないのが、引っ越しの怖いところです。。。
エアコンの「化粧カバー代」に、36,000円も別途かかりました(笑)
エアコンの「化粧カバー」というのは、エアコンの配管に取り付けるカバーのことです。
この化粧カバーをつけると、見栄えが良くなるだけでなく、エアコン配管の劣化を防ぐことができますし、何よりも、雨水の浸入を防ぐことができます。
だから、「化粧カバー」はつけたほうが良いのですが、値段が高かったので、「またお金がかかるのかぁ」と心の中で思いながら、作り笑顔でお金を払いました(笑)
作業代などにお金がかかることは分かっていますけど、家という高い物を買って、お金がないときに、さらにまた数万円もお金を払うというのが、気持ち的にイタいですよね。
そして、引っ越しというのは、予想どおりというか、、、まー大変ですね。
引っ越し日の当日までに、荷造り(荷物を段ボールに入れていく作業)をして、荷物を運んで、段ボールを開けて片付けていくという作業は、本当に大変でした。
(ちなみに、引っ越しの前日と当日は、子どもは祖母に預かってもらいました)
ただ、ダメ馬の場合は、引っ越し先の場所が近かったこともあり、自分の車に荷物を積んで、事前にできる限り運んでおいたのですよね。
引っ越し後に、家が段ボールだらけになるよりも、自分でできる限り運んでおいたほうが、あとでラクになると思ったからです。
もちろん、仕事の関係もありますし、引っ越し先の場所が近い必要もありますけど、トラックで一気に荷物を運ぶよりも、事前に自分で荷物をできる限り運んでおいたほうが、ずっとラクになりましたよ。
引っ越し作業が終わった後に、段ボールだらけの部屋を見て、「これどーすんだ・・」と途方に暮れることがなくなりますからね。
しかも、事前に荷物を自分で運んでおいたので、最初の見積もり(19万円)よりも、実際の引っ越し代が、3万円も安くなりました。(つまり引っ越し代は16万円でした!)
トラックも、4LDKの家の場合は、通常は3往復くらいするものみたいですが、1往復で済みましたからね。
作業時間も、朝から夕方くらいまでかかる予定が、13時には全部終わりましたよ。
だから、引っ越しというのは、「引っ越し日の当日までに、どれだけ準備をしておくか(できれば当日に運ぶ荷物を少なくする)」ということが、ポイントなのかもしれませんね。
ちなみに、冷凍庫に入れていたもの(アイスや冷凍食品)は、クール宅急便で、新居に日付指定で送りました。
嫁から、「これ、クール宅急便で引っ越し先に送っておいて」といきなり段ボールを渡されて、「こんな手があるんだー」とちょっと感心しましたよ。
引っ越しのときは、冷蔵庫の電源を切ってしまうため、冷凍品をクール宅急便で引っ越し先に送るのは、なかなか良いアイディアかもしれませんね。
(送料に1,500円かかりましたけど)
あと、「お心づけ(作業員にお礼で渡すお金)」については、嫁に内緒で、1,000円ずつ渡しました。
3人の作業員だったので、合計3,000円ですね。
引っ越しの当日、早めの時間帯に、手渡しで一人ずつ渡しました。(袋に入れるのが面倒だったので、現金でそのまま渡しました)
ただ、「お心づけ」については、渡しても渡さなくても、引っ越し作業自体には、何も影響?はないと思います。
引っ越し代はお支払いしているので、別途、「お心づけ」は渡さなくても良いとは思うのですが、渡すとやたら喜んでくれるので、そのために渡したという感じです。
ちなみに、嫁は、引っ越し作業が終わった後に、チョコとコーヒーを渡していましたよ。
あとは、引っ越し業者によっては、「キャンペーン」をやっている場合があって、ダメ馬のときは、ミニオンズの段ボールと、ミニオンズの加湿器をもらいました。
子どもが「ミニオンズ」が大好きなので、子どもがすごく喜んでいましたよ!
出典:アート引っ越しセンター
引っ越しは、お金も、時間も、パワーもかかりますけど、このビッグイベントが終わると、達成感もありますし、少しほっとします。
ダメ馬の場合は、11月30日に家の引渡しを行い、30日・1日・2日の3日間で、自分でできるだけ荷物を新居に運んで、12月3日にトラックで荷物を全部運び、12月4日に賃貸物件の方を解約しました。
それから、新居の中がある程度片付くまでに、5日間くらいかかりましたけど、ダメ馬の引っ越し(家族4人)は、こんな感じで、なんとか引っ越しを終えることができましたよ。
最後に、、、
家の購入というのは、一人の力だけでは、実現することができません。
いろいろな人と接しながら、家づくりを進めていくことになります。
だから、その接する人の特徴や、「どのように利益を得ているのか」ということを知っておけば、自分がトクをする可能性が高くなるのですよね。
たとえば、「不動産会社が利益を得ている仕組み(仲介手数料によって利益を得ている仕組み)」を知れば、家を買うときに、100万円以上もトクをする可能性も出てきます!
「知っているか知らないか」で、結果は大きく変わってきますし、まして、家というのはとても高い買い物になるので、数万円くらいの金額は簡単に変わってくるものですよ。
家づくりは、長い時間がかかりますし、やらなければいけないこともたくさんあるので、とても大変ですが、あとで後悔しないためにも、ここでお伝えした「家を買うときにお世話になる人の特徴」を、ぜひ知っておいてくださいね!
そして、良い家づくりになるように、心から願っています。
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