後悔しない家つくりのポイント

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はじめての家づくり!
後悔しないための21のポイントとは

 

家を作るなら、あとで後悔はしたくないですよね? 「もっとここをこうしておけば良かった・・」や「ここが失敗だったな・・」など、あとで後悔することは、誰でもしたくないはずです。

特に、家というのは、作った後に変えることができない箇所が、多くあります。 だからこそ、作る前の段階(最初の段階)で、できる限り、「どのような家にしたいのか」というポイントを、洗い出しておいた方が良いと思いますよ!

はじめての家づくり


そこで、ダメ馬が家を作る前に、洗い出しておいたポイントをご紹介しますね。 これについては、「ダメ馬の個人的な考え」が多く含まれていますけど、家を作るときの材料として、良かったら参考にしていただけたらと思います。



家づくりのポイントその1:安心感

ダメ馬が家づくりを進めていく上で、まず重要視していたことが、「安心感」です。

たとえば、家を作った後に、雨漏れなどの家の不具合(欠陥住宅)があったら、最悪ですよね? 高いお金を払って家を購入して、その家に何か問題があるのは、絶対にイヤでした。(住んでいてストレスになります・・)

また、家というのは、大げさに言えば、「家族の命を守ってくれるもの」です。 もし、地震が起きて、崩れてしまうような家だったら、取り返しがつきませんよね。

家は、家族が長い時間いる場所であるため、もし地震があっても家族を守ってくれるような、「安心して住むことができる家」をダメ馬は求めていました。


そして、この「安心感」をクリアするために、「品質の高い家を作ることができる良い工務店さん」を見つける必要がありました。 品質の高い家を作ることができる良い工務店さんであれば、住んだあとに、家に不具合(欠陥住宅)があることなんて、ほぼないと思ったからです。

良い工務店さんを見つけることは、ダメ馬が家づくりを進めていく上で、一番難しかったことですが、ダメ馬は、「品質の高い家を作ることができる良い工務店さん」を見つけることができましたよ。

その方法は、良い工務店の選び方!品質の高い家を作る工務店の特徴とはのページでお伝えしていますので、良かったら参考にしてくださいね!



家づくりのポイントその2:安全性(耐震性)

地震が起きても倒れない「耐震性」も、ダメ馬は、もちろん重要視しました。 ただ、耐震性については、どのハウスメーカーや工務店さんと話をしても、みんな大切に思っていましたし、これについては、もう「当たり前」というレベルかもしれません。

そもそも、「大地震が起きたら壊れるかもしれませんよ!」という家を販売する業者なんて、いないですからね・・。 特に、日本は地震大国であり、東日本大震災が起こってしまったことで、誰でも、「耐震性」を重要視しているのは、当然だと思います。

そして、この「耐震性」について、ダメ馬たちが分かる範囲で判断できるものが、「耐震等級」です。 「耐震等級」とは、地震に耐える性能をレベルで表していて、耐震等級1から3まであります。

耐震等級1が、法律で決められた耐震性と同じ建物で、耐震等級3が、法律で決められた耐震性の1.5倍くらいの強さを持った建物、という形ですね。 (つまり、耐震等級3が一番強いということです!)


日本は、耐震性に対する評価がかなり厳しいため、耐震等級1でも十分だとは思いますけど、できれば、耐震等級3だと安心ですよね! ダメ馬も、できれば耐震等級3の建物を作ることができる工務店さんに、家づくりをお願いしたいと思っていましたし、実際に、耐震等級3相当で家を作ってくれました。

だから、耐震性についても、結局、「良い工務店を見つけること!」が重要なのかなと思います。 家を作るうえで、「品質の高い家を作ることができる良い工務店さん」を見つけることが最大のポイントであり、そのような工務店さんに家づくりをお願いできたら、家づくりは、ほぼ間違いなく、うまく行きますよ。



家づくりのポイントその3:快適性(性能)

家を作るときに、「安心感」と「安全性(耐震性)」と同じくらい、ダメ馬が重要視していたことは、「快適性」です。 家族と自分が住む家が、「安心・安全」というのは、当たり前というレベルのことで、その上で、「快適性」をダメ馬は家に求めていました。

というのも、ダメ馬が6年間住んでいた賃貸物件が、住んでいて、とても「不快」だったからです・・。 夏は家の中がサウナのように暑くなりましたし、冬は外と同じくらいの寒さになります。

でも、家を探しているときに、いろいろな家に入ってみたのですが、「高気密・高断熱」の家は、入ったときの気温(空気感)が普通の家と全然違くて、とても快適でした。 夏に家に入ったのに、「あ、涼しい!」と思えるような感じだったのです。

暑がりのダメ馬にとっては、これは本当に衝撃的で、「家を作るなら、絶対に、高気密・高断熱の家にしよう!」と思いました。 ちなみに嫁は、ダメ馬とは逆に寒がりだったので、高気密・高断熱の家は、寒がりだった嫁も、かなり喜んでいましたよ。

高気密・高断熱の家
↑「高気密住宅認定書」がついてくる


そして、「夏は涼しくて、冬は暖かい!」というような、高気密・高断熱の家にするためには、家の「壁」と「窓」が重要です。

具体的には、家の壁は、一般的に使われているグラスウールの断熱材ではなく、「吹き付けウレタン」を使用します。 「吹き付けウレタン」というのは、防護服のようなものを着て、家の壁に、硬質ウレタンを吹きつけていくやり方をするものです。

「吹き付けウレタン」は、一般的に使われているグラスウールの断熱材よりも、値段が高くなるのですが、高気密・高断熱の家になるので、すごく重要です。 (ちなみに、グラスウールの断熱材は、だんだんと下に落ちてきてしまうのですが、吹き付けウレタンなら、ずっと壁についたままの状態になります!)

吹き付けウレタン
↑「吹き付けウレタン」は高気密・高断熱の家には欠かせない断熱材


あとは、家の窓については、「ペアガラス」にしたほうが良いです。 ペアガラスというのは、2枚の板ガラスで作られたガラスなのですが、このペアガラスを使うと、熱をかなり遮断してくれます。 ペアガラスは、結露も防ぐことができるので、これも必要ですね。

結局、高気密・高断熱の家にするためには、「吹き付けウレタン」と「ペアガラス」の2つを使うことが、大きなポイントになると思いました。

ダメ馬が家づくりをお願いした工務店さんも、この2つのものを使っていたので、夏に家の中に入ったときに、「あ、涼しい!」と思えたということです。 ちなみに、高気密・高断熱の家に住むと、光熱費も安くなるので、お得ですよ!



家づくりのポイントその4:ハウスメーカーか工務店か

家づくりをお願いする業者は、ハウスメーカーにするか、工務店にするのかは、とても迷うところでした。 ちなみに、ダメ馬は最初、ハウスメーカーで家を探していたんです。 家には、「安心感」と「安全性」を求めていたので、「それなら、ハウスメーカーの方が間違いないかな?」と思っていたからです。

確かにハウスメーカーは、安心感と安全性という面では、優れていると思います。 もし、ハウスメーカーで、欠陥住宅などがあったら、評判は、一気に落ちてしまいますからね。


ただ、ハウスメーカーが作る家は、本当に高いんですよ。。。 実際に、ハウスメーカーと工務店で、同じ間取りで見積もりを出してもらったのですが、ハウスメーカーは、工務店が作る家に比べて、建物の値段が1,000万円くらい高くなりました。

具体的には、工務店にお願いすれば、30坪の家は1,800万円くらいで作れるところ、ハウスメーカーだと2,800万円くらいかかるというイメージですね。

ダメ馬は、最初はハウスメーカーで家を作ることを考えていたのですが、あまりに高すぎたために、止めました。 そして、「自分の予算内で、最も良い家を作ることができる工務店さん」を見つけることができたので、家づくりは、最終的に工務店さんにお願いしたという形です。

ハウスメーカーは、悪くはないのですが、値段が本当に高いので、「品質の高い家を作ることができる良い工務店さん」を見つけて、その工務店さんに家づくりをお願いすることが、ダメ馬は最も良い方法なのかな、と思っています。

なお、品質の高い家を作ることができる良い工務店さんを見つける方法は、良い工務店の選び方!品質の高い家を作る工務店の特徴とはのページでお伝えしていますので、参考にしてくださいね!




 
「品質の高い家を作ることができる良い工務店さんは、こうやって見つけたら良いんだ!」ということが分かりました。その方法をお伝えします。


家づくりのポイントその5:鉄骨か木造か

家を作るときに、ダメ馬がもう1つ悩んだことは、「鉄骨が良いのか、木造が良いのか」ということです。 ダメ馬は最初、「どうせ家を作るなら、鉄骨の方が良いな」と思っていました。 やはり、木造よりも、鉄骨のほうが、地震に強いというイメージがあったからです。

ただ、確かに、鉄骨は丈夫なのですが、現在は木造の家でも、十分、丈夫に作ることができるのですよね。 木造の家で、耐震等級3相当であれば、耐震性は十分だと思います。

そして、木造の方が、やっぱり値段が安いんですよ! 一方、鉄骨だと、家の値段はかなり高くなります。

「鉄骨が良いのか、木造が良いのか」については、人それぞれの好みなのかなと思いますけど、ダメ馬は、木造で家を作りましたよ。 お金があれば、鉄骨にしたほうが良いのかもしれませんが、木造の家も十分に丈夫ですし、家の値段が安くなるので、ダメ馬は木造の家にしたという形ですね。



家づくりのポイントその6:外壁(家のデザイン)

家の外壁には、大きく分けて、「サイディング」と「モルタル」、「ALC」と「タイル」があります。 ただ、いろいろ調べましたけど、結局、どれが良いのかという判断は、難しかったです。 それぞれに、メリットとデメリットがあったからです。

ちなみに、ダメ馬は、見た目がキレイで一番普及している、「サイディング」を選びました。 サイディングは、雨で汚れを浮かせて、外壁がキレイになるというのも魅力だったからです。

ただ、外壁はどれを選んでも、10年に一度くらいのメンテナンスは必要になります。 やはり、外壁というのは、ずっと外にさらされているものなので、修繕が必要になるのは、仕方がないかもしれませんね。

サイディング
↑外壁は「サイディング」を使っている家の例


なお、家のデザインについては、ダメ馬はけっこうこだわりましたよ! ダメ馬は、白と青(紺色)の組み合わせが好きだったので、外壁は、白色を7、紺色を3くらいの割合で色を使って、スタイリッシュでモダンなデザインにしました。

家のデザインは、「家の全体的な形」と「外壁の素材」、そして「色合い」の3つの要素によって決まるので、インターネットで、「この色使いの家が良い!」というのを見つけたら、それを工務店さんに見てもらうという流れが、一番良いのかなと思います。

そうすれば、工務店さんの方で、同じようなデザインの家を提案してくれますよ! (ダメ馬が家づくりをお願いした工務店さんも、色合いのイメージを伝えたら、良いデザインを作ってくれました)


なお、インターネットで家を検索していると、たまに、「グッドデザイン賞」という言葉が目につきますけど、あれは、「空間」を含めて家をデザインしています。 つまり、空間を多く使った家を作るためには、「広い土地が必要!」ということですね。

広い土地を買おうとすると、値段が高くなりますし、「何もない空間」を作ることは、本当にもったいないので、ダメ馬のような庶民は、そこまでデザインにこだわりすぎないほうが良いと思いました。 それよりも、限られた土地を有効に活用した、生活しやすい、キレイな色合いの家であることが、大切なのかなと思います。



家づくりのポイントその7:家の広さ

家の広さは、それは、広いほうが良いですよ! リビングは広いほうがやっぱり良いですし、玄関も広いほうが物をたくさん置けるので、やっぱり広いほうが良いです。

でも、家の中を広くするには、大きな土地を買う必要があって、土地は大きくなると、やはり値段が上がるのですよね。。。 広いに越したことはありませんけど、広くすると値段が上がるので、ここが難しいところです。(予算は限られているので・・)

実際に、家づくりを進めていると、「理想はこうだけど、予算的に無理だなー」と諦めるところが、どうしても出てきます。

ダメ馬も最初は、「広い庭で、友達や親族と一緒にバーベキューをしたいな!」という夢もあったのですが、広い土地を買うためには、予算上、駅から離れる必要があったのですよね。 ダメ馬は、「土地の資産価値」を考えて、庭の広さよりも、駅から近い土地を選んだため、広い庭を作ることができませんでした。

でも、よくよく考えてみると、「あまり使わないスペースは明らかに無駄であり、それは贅沢なのかもしれない」と思いました。 もちろん、「何を重要視するのか」によりますけど、自分の予算を考えて、「あまり使わない無駄なスペースは作らない」ということが、大切なのかもしれませんね。

なお、土地の選び方については、土地探しの基礎知識!値下がりしない良い土地の選び方とはのページでお伝えしているので、参考にしてくださいね!




 
ダメ馬は、「住む場所(土地)」を、かなり重要視していました。 その理由は、良い土地を選べば、価値がほとんど落ちないからです。


家づくりのポイントその8:間取り

間取りについては、家族構成にもよるのですが、4人家族であれば、3LDKか4LDKが良いと思います。 ダメ馬も、4人家族で、4LDKの間取りの家を購入しましたよ。

あとは、ダメ馬は行わなかったのですが、将来、家族(子ども)が増えたり、子どもが大きくなったときのために、「1つの部屋に2つのドアを設置する」というのも良いと思いました。

ドアを2つ設置しておけば、1つの部屋を2つに区切ること(壁を作って2部屋に分けること)ができるからです。 そうすれば、子どもが増えた場合でも安心なので、注文住宅で家を作るときに、2つのドアがついた部屋を作る人は、最近はけっこう多いみたいですよ。

ただ、間取りについては、あまり奇抜な間取りには、しないほうが良いかもしれません。 作ったときは気に入っていたとしても、実際に住んでみると、「なんか住みづらいな・・」と思うことも、あるかもしれないからです。

また、もし家を売るときにも、奇抜な間取りだと、買い手が少なくなることがあるので、間取りについては、シンプルなもの方が良いかもしれませんね。 もちろん、人それぞれの考え方ですけど、参考になればと思います!



家づくりのポイントその9:階段の位置

階段を、廊下につけるか、リビングにつけるのかは、ダメ馬はちょっと迷いました。

でも、子どもがいると、「リビング階段」の方が良いみたいですね。 子どもが帰ってきて、必ずリビングを通るようにした方が、「あれ、いつ帰ってきた?」というのがなくなりますし、「おかえりなさい!」・「行ってらっしゃい!」という一言のコミュニケーションが取れるからです。

個人的にも、たった一言かもしれませんが、これがけっこう子どもの教育に大切なのかなと思いました。 もちろん、どっちが良いのかは、人それぞれだと思いますけど、ダメ馬は子どものことを考えて、「リビング階段」にしましたよ。(というか、もともとリビング階段になってました)

リビング階段
↑リビングに階段がある(リビング階段)


そして、実際に、リビング階段の家に住んでみて分かったことは、まず、「エアコンは1つで十分」ということです。 冬は、リビングのエアコンをつけておけば、それだけで、2階も暖かくなるからです。

もちろんこれは、ダメ馬が購入した家が、「高気密・高断熱の家だから」という理由もあるのですが、冬場はリビングのエアコンを1台つけていれば、それだけで、家全体が暖かくなります。

そして、冬場の朝など、とても寒いときは、床暖房をつければよいので、これで十分、快適に過ごすことができますよ。 だから、高気密・高断熱の家であれば、リビング階段は、ダメ馬はとても良いと思いました。


ただ、デメリットとしては、リビングの音(テレビの音や、嫁が子どもを叱る声)が2階まで聞こえるということと、電気代がちょっと高くなることですね。。。

リビング階段は、「リビングのドアがない!」ということなので、音が2階までそのまま聞こえますし、リビングのエアコン1台で家全体を暖める形になるので、電気代はちょっと高くなります。

もちろん、「にぎやかで、家族とのコミュニケーションがとれて良い!」という考え方もあるのですが、メリットとデメリットは、それぞれに人によって変わってきてしまうので、なかなか難しいところではあるのですが、個人的には、リビング階段にして良かったと思っていますよ。



家づくりのポイントその10:吹き抜け

ダメ馬は最初、「家を作るなら、吹き抜けがある家にしよう!」と思っていました。 吹き抜けがあると、開放感が生まれますし、天井の高い家って、やっぱり憧れますからね!

でも、吹き抜けは、見た目はとても良いのですが、けっこうデメリットが多いんですよ。。。 たとえば、温かい空気は上に上がっていくので、吹き抜けがある部屋(リビング)は、暖房を使っても、けっこう寒いのですよね。 しかも、吹き抜けがあると、広い空間になるので、エアコン代が無駄にかかります。

また、広い家なら、吹き抜けがあっても良いと思うのですが、吹き抜けって、空間を無駄遣いしているので、普通の家だと、ちょっと空間がもったいない気がします。 さらに、吹き抜けの上の方を掃除するのが、かなり大変になるので、、、「吹き抜けはデメリットがかなり多いんだな」と思いました。

もちろん、吹き抜けがあると、開放感があるし、見た目もすごく良いのですが、意外とデメリットが多いことも、知っておいてくださいね。



家づくりのポイントその11:キッチン

キッチンについては、色や設備を含めて、これは嫁さんに任せたほうが良いです。 ダメ馬も、キッチンはノータッチ(すべて嫁さん任せ)でした。

ちなみに、キッチンで人気なのは、「対面キッチン」です。 料理をしながら、リビングのテレビを見たり、子どもの動きが見えるので、現在、家を作るほとんどの人が、「対面キッチン」にするみたいですね。

対面キッチン
↑対面キッチンは人気がある!


だから、ダメ馬も、対面キッチンにしたかったのですが、、、ダメ馬が購入した家の関係上、どうしても、対面キッチンにすることができませんでした。 ダメ馬の場合は、注文住宅ではなく、「まだ作っていない建売」を購入したのですが、間取りがすでに決まっていたので、キッチンの位置を動かすことができなかったのですよね。。。

もちろん、間取りを気にしないで、無理やり対面キッチンにすることもできたのですが、そうすると、使い勝手の悪い家になります。 ここだけが残念だったのですが、もし、キッチン(間取り)も自由にできていたら、「対面キッチン」にしていたと思いますよ!


あとは、キッチンの高さを、嫁さんの身長に合わせて決めることも、大切なポイントなのかなと思いました。 「家で後悔したところ」などの声を見てみると、「キッチンが低くて腰が痛くなった」という声もあったからです。

ちなみに、嫁は、ガスコンロを使いたいみたいで、IHだった仕様を、わざわざ ガスコンロに変更していました。 キッチンは、やはり、料理をする人(嫁さん)に任せて決めてもらうのが、一番なのかなと思います。



家づくりのポイントその12:お風呂

お風呂も、狭いよりも、やっぱり広いほうが良いですよね! 家の広さにもよるのですが、お風呂が好きな人は、お風呂を少し、広くしても良いかもしれません。 あとは、お風呂の設備や色については、その人の好みになるので、いろいろ見て、選ぶ形が良いと思いますよ。

ちなみに、嫁はお風呂が好きで、お風呂にテレビを設置していました。 ダメ馬は、「必要ないでしょ」と思ったのですが、嫁からすれば、どうしても譲れないポイントだったみたいです。

お風呂にテレビ
↑お風呂にテレビを設置した


あとは、「お風呂に暖房もつけたい」と、嫁が言っていました。 と言っても、ダメ馬が購入した家は、標準仕様で、お風呂に暖房がついていたのですが、これも嫁からすれば、どうしても譲れないポイントだったみたいです。 (冬、寒いのがイヤみたいです・・)


ただ、お風呂に暖房はついているのですが、ほぼ使っていません。 その理由は、「高気密・高断熱の家を購入したから」です。

「高気密・高断熱」の家って、冬でも、お風呂場が暖かいんですよ! 今までに住んでいた賃貸物件は、「ヒートショックを起こすんじゃないか?」と思うくらい、冬はお風呂場が寒かったのですが、「高気密・高断熱」の家は、冬でもお風呂場が暖かいのですよね。 これは、本当に住んでいて快適です!


なお、ダメ馬が家づくりをお願いした工務店さんは、家の中の設備(特に水まわりの設備)が、とても良かったです。 具体的には、ダメ馬が家づくりをお願いした神奈川県大和市の工務店さん!のページでお伝えしていますので、見てみてくださいね!



 
「オシダリハウス」は、同じ価格帯で、他の工務店さんよりも、1ランクから2ランク上の家を作ることができる工務店さん。


あと余談ですが、ダメ馬が家のお風呂に入ろうとすると、「お湯が汚くなる!」と怒られるので、ダメ馬は毎日、家の近くのスポーツクラブに、お風呂に入りに行っています。(実話) せっかく良いお風呂を作ってもらったのに、ダメ馬が家のお風呂に入ることは、ほぼありません(笑)



家づくりのポイントその13:トイレ

トイレについては、2階建ての家なら、1階と2階にそれぞれトイレがあった方が、やっぱり使い勝手が良いのかなと思います。

「スペースの無駄遣いかな?」と思ったこともあったのですが、夜、2階の寝室で寝ていて、1階のトイレに行くのはちょっと面倒ですからね。 やっぱり、トイレは1階と2階の、2ヵ所にあった方が良いと思いますよ。

ちなみに、トイレについてのポイントはこれくらいなのですが、、、ダメ馬は、1階と2階で、トイレの壁紙を別々の色にしました。 具体的には、1階のトイレの壁紙は「薄いピンク」で、2階のトイレの壁紙を「薄いブルー」にしたという形です。

トイレ
↑1階のトイレは「薄いピンク」、2階のトイレは「薄いブルー」にした


けっこう軽い気持ちで、トイレの壁紙を変更しましたけど、これは意外に良かったですよ! 家全体の壁紙が白色なので、トイレだけ壁紙が違うのですが、壁紙の色が違うと、実際に入ったときの感覚(気持ち)がちょっと違うからです。 しかも、1階と2階で、壁紙の色が違うので、気持ち的に、少し楽しくなります。

何も期待しないで、軽い気持ちでトイレの壁紙を「薄いピンク」と「薄いブルー」にしましたが、個人的には大ヒットでした! もちろん、これも人それぞれで違いますけど、意外な発見だったので、良かったら参考にしてくださいね。



家づくりのポイントその14:バルコニー

バルコニーには、できれば、「ひさし」があると良いと思いました。 洗濯物をバルコニーに干していて、雨の音で、急いで洗濯物を取り込んだとしても、ちょっと濡れてしまっているからです。 バルコニーに「ひさし」があれば、雨の降り始めのときに、急いで洗濯物を取り込めば、濡れなくて済みますからね。

あとは、バルコニーの位置が、南側か西側であれば、それで良いと思いますよ!(洗濯物が乾きやすいため) なお、バルコニーの位置については、普通の業者であれば、方角を考えた上で、普通にバルコニーの位置を決めてくれると思います。

ちなみに、ダメ馬は知らなかったのですが、屋根が無いと「バルコニー」と言って、屋根があると「ベランダ」というみたいです。 つまり、屋根があるかないかで、呼び方が変わる、ということですね。

バルコニーに「ひさし」をつけると、呼び方が「ベランダ」になるというのは、ちょっとややこしいですけど、こういう感じみたいです(笑)



家づくりのポイントその15:床

床でダメ馬が迷ったのは、「無垢(むく)の床」にするかどうかです。 無垢というのは、丸太からそのまま切り出した木のことで、木の本来の質感と風合いがあります。 そして、この無垢材を、床のフローリングで使うと、歩いたときの感覚がすごく良いんですよね。

実際に、無垢が使われたフローリングを歩いたのですが、裸足で歩いても、ペタペタしないですし、床が少し柔らかい感じがして、すごく良かったです。 子どもにも良さそうだったので、ダメ馬も嫁も、とても気に入っていました。


ただ、無垢というのは、木をそのまま使っているので、縮んでしまうことが欠点です。 時間が経てば、隙間が大きくなって、間にゴミが詰まってしまいますし、木は柔らかいので、へこんだり傷ついてしまうこともあります。

実際に、何か物を落としたら、無垢材は柔らかいので、簡単に傷つきますし、何か液体をこぼしてしまうと、すぐにシミになってしまうのですよね。。。

だから、木のぬくもりはとても良かったのですが、今後のメンテナンスや予算のことを考えて、ダメ馬は、床は普通のフローリング(複合フローリング)にしました。 なお、これについては、どちらが良いということではなく、その人の好みで、決めれば良いのかなと思います。


ちなみに、床の色については、ダメ馬は「白っぽい色」にしました。 床が白っぽい色だと、部屋の中が白くなり、とてもキレイだからです。

フローリングは白
↑白っぽいフローリングにした


ただ、白っぽい床は、ゴミが落ちていると目立つんですよね・・。 見た目はキレイで、掃除をするようになるというメリットはあるのですが、「ゴミが目立つ」というのが、白っぽい床のデメリットです。

一般的にある、茶色っぽい色の床が良いのか、白っぽい色の床が良いのかは、人それぞれの好みになってくるので、良かったら参考にしてくださいね。

あと、床暖房については、リビングにだけ、床暖房をつけました。(というより、標準仕様で付いてました) 全部の部屋に、床暖房をつけることも、できたと思うのですが、費用が上がりますし、家族が集まる時間の多いリビングだけで、十分なのかなと思います。

床暖房
↑タイマー機能付きの「床暖房コントローラー」



家づくりのポイントその16:ウッドデッキ

ウッドデッキも、憧れますよね! ウッドデッキで、太陽の下で食事をしたり、友達を呼んでバーベキューをしたりなど、「いいなー」と思います。

ただ、中古で見に行った家に、ウッドデッキがあったのですが、築9年の家でしたが、ウッドデッキがボロボロになっていました。。。 木が、ずっと外に、さらされている形になるので、ウッドデッキも、良い材質のものを使わないと、けっこう傷んでしまうようです。

ダメ馬も、ウッドデッキは、できれば欲しかったのですが、予算と土地の広さの関係から、ウッドデッキを置くことができませんでした。 これについても、人それぞれの好みなのかな、と思います。(あとは予算と土地の広さの関係ですね)

ウッドデッキ



家づくりのポイントその17:インターホン

インターホンについては、「テレビ付きドアホン」が良いと思います。 ピンポンが鳴ったら、室内のモニターで来客者を見ることができて、室内にいながら話をすることができる、というものですね。

以前に住んでいた賃貸は、モニターがなかったので、ピンポンが鳴っても、来客者をまず確認することができないことがイヤでした。 ピンポンが鳴って、モニターで来客者が誰なのかを確認してから、話ができたほうが、個人的にはいいなと思っています。(セキュリティの面でも良いです)

カラーモニター付きインターフォン
↑訪問者を家の中から確認できて便利



家づくりのポイントその18:コンセント

コンセントについては、多い方が、便利なことが多いのかなと思いました。 iPad や掃除機を充電したくても、「コンセントが足りなくて充電しづらい」ということが、以前に住んでいた家では、けっこうあったからです。

だから、ダメ馬の仕事部屋については、コンセントを1つ増やして、3ヵ所にコンセントを設置しましたし、リビングと洗面所にも、それぞれ1ヵ所ずつコンセントを増やしましたよ! コンセントが多くて損をすることは、ほとんどありませんし、個人的には、ダメ馬の仕事部屋のコンセントを増やしたことは、大正解でした。

もちろん、必要のない部屋にコンセントを付けすぎるのは無駄かもしれませんが、リビングや洗面所、仕事部屋に1ヵ所くらい、コンセントを増やしておくと、良いのかもしれませんね!



家づくりのポイントその19:太陽光発電

太陽光発電については、設置しようかどうか迷いまいした。 ただ、太陽光発電は、不確定な要素が多いので、ダメ馬は設置することは止めました。

というのも、太陽光発電は、「10年くらい使うと元が取れる(設置コストがペイできる)」というものが多いのですが、そもそも10年先のことは分からないからです。

太陽光発電には、「発電した電気を電力会社に売ることができて、収入を得られる!」というメリットはありますけど、電力会社が電気を買い取る価格が、下がってしまうかもしれませんよね? また、10年間の間に、太陽光パネルに不具合が起きる(メンテナンスが発生する)こともありますし、10年住まないで、引っ越しすることもあるかもしれません。

「10年後にペイできる」と言われても、ちょっと先のこと過ぎて、よくわからなかったのですよね。 もちろん、これは人それぞれの考え方ですし、太陽光発電が悪いわけでは決してないのですが、、、家に住んだあとに、営業の人も来ましたけど、ダメ馬は、太陽光発電の設置は見送りました。

ただ、オール電化の家だったら、太陽光発電を設置するかどうか、もう少し考えたかもしれませんね。

太陽光発電



家づくりのポイントその20:オール電化

オール電化とは、ガスを使わないで、電気だけで生活をしていく設備のことを言います。 たとえば、ガスコンロではなく、IHを使ったり、お風呂のお湯を沸かすのに、電気を使ってお湯を沸かすという形ですね。

光熱費が、すべて電気のみになることから、ガスと電気を併用して使うよりも、光熱費を安く抑えることができる特徴があります。

だからダメ馬も、「オール電化にしたほうがよいのかな?」と考えましたよ。 でも、電気だけに頼るのも、ちょっと不安に思いました。 また、オール電化にするには、太陽光パネルを設置して、太陽光発電にした方が効率が良いのですが、そうすると、初期費用がかなり高くなってしまうのですよね。


結局、オール電化にした方が良いのかどうかと、太陽光パネルを付けたほうが良いのかどうかは、人それぞれの考え方だと思います。 でも、初期費用が高くなるし、将来のことは分からないので、そうであれば、普通(電気とガスを両方とも使う)が良いのかなと、ダメ馬は思いました。

「10年くらい使うと元が取れる(設置コストがペイできる)」と言われても、10年先のことは、分からないのですよね。 そもそも、10年もあったら、もっと良いものができているかもしれないので、ダメ馬は、今の初期費用を抑えて、特に不満のない、一般的な設備(電気とガスの併用)を選びましたよ。



家づくりのポイントその21:急がないほうが良い!

最後に、ダメ馬も実際に体験しましたけど、家を探し始めると、「急いだほうが良い!」と思ってしまうのですよね。 その理由は、「家を買うなら早いほうがトクをする!」という要素が、とても多いからです。

たとえば、家を買うことが決まったなら、その間に払う家賃が、何かすごく無駄に思えてしまうのですよね。 もちろん、「家賃が無駄」というのは言い過ぎかもしれませんが、「どうせ家を買うなら、早く買ったほうが、その間に払う家賃(お金)が無駄にならなくて済むな!」と思ってしまうものです。

実際に、家を買えば、大家さんに支払う家賃がなくなり、自分の家のため(ローンの返済)に、お金を払うことができるようになります。 どうせ同じお金を払うなら、大家さんにお金を払うのではなく、自分の家(資産)のために、お金を使いたいですよね?


あとは、消費税もこれから上がっていくので、消費税が上がってから家を買うよりも、今買ったほうが、お金の面でトクをすると思いますし、 金利もこれから上がっていく可能性が高そうなので、今、家を買ったほうが、低い金利でお金を借りることができます。

また、早く家を買ったほうが、住宅ローンが完済する年齢も若くなるので、家を買うなら、やっぱり早いほうが良いんですよね。 だから、「どうせ家を買うなら、早いほうがトクをするという要素」がたくさんあって、どうしても、家を急いで買いたくなってしまうものです。


そして、このようなネタを使って、「一刻も早く、家を買うべきですよ!!」と焦らせてくるのが、ハウスメーカーの営業マンだったりします(笑)

実際に、「今、家を買うのと、5年後に家を買うのを比べると、5年後に家を買ったらこれだけお金を損することになります!」という立派な資料を、見せられましたからね。

もちろん、家は早く買ったほうがトクをする要素が多いのは事実ですし、営業マンは家を売ることが仕事なので、当然だとは思いますが、、、でも、ダメ馬が実際に、家探しをやって思ったのは、「それでも家の購入は急がないほうが良い」ということです。


ダメ馬は、家探しに、一年半くらいかかりましたけど、急いで家を購入しなくて、本当に良かったと思いました。

ダメ馬は最初、住宅展示場に行って、ヘーベルハウスを見て、「へーベルハウスっていいな!」と思って、ヘーベルハウスであっという間に家を購入しそうになった経験があります。 これは、ヘーベルハウスの営業マンが素晴らしかったし、一生懸命にやってくれたし、条件にあった良い土地も見つけてくれたからです。

でも、今、振り返ってみると、「ハウスメーカーで家を建てなくて本当に良かった」と思いました。 もちろん、ヘーベルハウスの家も素晴らしかったのですが、家の値段が、とても高かったからです。

その後、良い工務店さんを見つけることができて、とても品質の高い家を低価格で作ってもらえたので、ダメ馬は、「あのときに急いで買わなくて、本当に良かった」と思いました。


あと、実際に、家を長く探していると、最初に持っていた自分の考え方が、途中でどんどん変わってくるのですよね。

たとえば、「家はハウスメーカーで建てたほうが安心だ」という考え方や、「土地が将来的に資産になるから、土地にはお金をかけても良い(広い土地を買う!)」というような考え方です。 実際にダメ馬は、このような考え方を持っていたので、家に鉄骨を使ったり、広い庭にウッドデッキを置いたりと、いろいろ夢が膨らんでいました。

でも、家を長く探していると、理想と現実も分かってきますし、「そもそも、これって必要ないよな?」というものも、自分で分かってくるのですよね。 家を探し始めた最初のときよりも、自分の知識が増えてきて、考え方も変わってくるので、、、だから、「家は急がないほうが良い」と、ダメ馬は心から思いました。


そして、家探しに長い時間をかけていると、「本当に自分の理想の家なんて見つかるのかな?」と思ってしまうのですが、ある日突然、見つかるものなんですよ!

ダメ馬は、午前中に良さそうな物件を見つけて、午後に見に行って、その場で、「この家が欲しいです。でも、少し考えるので3日間だけ待ってください!」と言って、3日後に契約しましたからね。

だから、あなたにぴったりな家は、必ず見つかりますので、急いで家を契約することだけは、しないようにすることをおすすめしますね。



はじめての家づくりで、後悔しないための結論

「はじめての家づくり!後悔しないための21のポイント」をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか?

もちろん、この21個のポイントは、ダメ馬の個人的な考え方が、かなり多く含まれていますよ! 人によって、「家に何を求めるのか」ということは、当然 異なるので、ここでご紹介させていただいた、「ダメ馬が家を作るときに洗い出したポイント」を元に、ご自身の「家づくりのポイント」を見つけるようにしてくださいね!


ただ、ダメ馬がこれらのポイントを洗い出していたときに、ちょっと思ったことは、「今 欲しくても、将来 必要なくなるかもしれない機能は、つけないほうが良いのかな」ということです。

たとえば、「体を鍛えよう!」と思い立って、腹筋マシンを購入しても、すぐに使わなくなる人っていますよね?(ダメ馬です) そして、いつの間にか、腹筋マシンが、洋服掛けに変わったりします。(ダメ馬の部屋です)

だから、これと同じように、たとえば最近、「ボルダリング」に興味があって、「家の中でボルダリングをしよう!」と思い、壁一面に突起物(ホールド)をくっつけても、すぐに使わなくなるかもしれませんよね? 「今、興味があって、今、欲しい!」と思ったとしても、それを、今後もずっと使うかどうかは分からない、ということです。

家を作るときに、「今、興味があって、欲しい機能」を付けることは、簡単ですよ。 でも、それよりも、「これからも、ずっと使い続けるもの」をつけることが、大切なのかもしれませんね。


あとは、結局は、家づくりがうまく行くか、うまく行かないかの差は、「自分の予算内で、最も良い家を作ることができる工務店さん」を、見つけられるかどうかだと思います。

自分が選んだ工務店さんが、品質の高い家を作ることができる工務店さんであれば、住んだあとの家に不具合(欠陥住宅)が起ることなんて、ほぼありませんし、家の安全性も高いため、家族みんなで、安心して生活していくことができるからです。

もし、住んだあとに、家にいろいろな不具合が起きてしまったら、「別の工務店さんにお願いすればよかった・・」と後悔してしまいますよね? まして、家というのはとても高い買い物になるので、後悔の気持ちも大きくなりますし、しかも、その後にどうすることもできなくなってしまいます。


だから、家づくりの最大のポイントは、「自分の予算内で、最も良い家を作ることができる工務店さんを見つけること」だと思います。 同じ価格であっても、他の家よりも、精度と品質が高い、ワンランク上の家を作ることができる工務店さんを見つけることが、家づくりの最大のポイントになるということですね。

家は、何年・何十年と、長く住むものです。 あとで後悔しないように、最初の段階で、あなたにあった、「家づくりのポイント」を見つけるようにしてくださいね。


なお、良い工務店さんの選び方は、良い工務店の選び方!品質の高い家を作る工務店の特徴とはのページでお伝えしているので、良かったら参考にしてください!




 
「品質の高い家を作ることができる良い工務店さんは、こうやって見つけたら良いんだ!」ということが分かりました。その方法をお伝えします。



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